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ダニエル・ゴールマン『EQこころの知能指数』を読み解く③

皆さんこんにちは。えみです。                  

今回は才能を生かすEQについて。

 

 

 

計画を立てたり決断したりするとき

ー明るい気分は⇩

知覚を拡張的・積極的な方向へ働かせる。明るい気分の時には成功したことを多く思い出すようにできているからだ。

ー沈んだ気分は⇩

消極的思考に結びつく記憶を呼び覚まし、その結果私たちは必要以上に慎重な決断を下すことになる。

このように気分によって物の見方は大分変わってきます。

気分が良い時は、全ての物事が自分のできる範囲にあると感じることができますが、落ち込んでいる時は、全てが難しく感じられたりするものですね。

難しいどころか、どうしてこんな人生になってしまったんだろう?と小さな出来事がまるで人生全体に影響を及ぼすように考えてしまったり。

この本の中でゴールマンは

「快の気分が維持できている時は柔軟な頭で緻密に考えることができ、知的な問題も対人関係の問題も解決しやすくなる」

と言っており、

したがって

「何か考え事をしている人にはジョークを投げかけてやるといいかもしれない。笑いは多幸感と同じで、思考の幅や連想の輪を広げてくれる」

とそれぞれ科学的リサーチの例を使って説明しています。

快の気分を持続・・・

笑いを思い出す・・・

何だか出来そう!!笑

と楽観的なわたしは思うのですが、

コントロールできない情動は私たちの知的活動を妨げていきます。

もし沈んだ気持ちが不安や心配、絶望に変わったら、私たちに備わっているそこから抜け出す能力を学ばなければなりません。

そして、全ての情動が本質的に何らかの衝動に関わっていることを思えば、衝動(行動に出ようとする力)を我慢するその能力こそが、情動のセルフコントロールの源になっていると言えるでしょう。

では何がその能力なのか?

ゴールマンによると、その一つ目は希望。
希望は、苦悩の闇にささやかな光を投げかけるものだけではなく

「目標が何であろうと、目標達成に必要な意志と手段が自分には備わっていると信じること」

と定義されています。

希望を持ち続ける能力がどんな差を作るか、この本の中で紹介されています。

2つ目は楽観主義。

楽観も希望と同じで、何があっても最後はうまくいくだろう、と言う強い期待を維持できる能力。

ポジティブ心理学で有名なマーティン・セリグマン博士は

「楽観とは人間が自分自身に対して成功や失敗をどう説明するかである」

と定義しています。

なるほど。

この2つの能力は自分の情動を本質的に見直すためのツールであって

そして

学べる能力である、と言うことですね!

一緒に学びませんか?

E I=感情知性。

4月のサーチ・インサイド・ユアセルフ、どうぞお楽しみに!

Love, Emi


【スケジュール】

2021年4月12日(月)  マインドフルネス

2021年4月15日(木)  自己認識

2021年4月19日(月)  自己管理

2021年4月22日(木)  モチベーション

2021年4月26日(月)  社会認識(共感)

2021年4月29日(木)  対人調整(リーダーシップ)

プログラムは、19時半開始、22時終了予定です。

受付開始は19時15分です。

詳細は、下記よりどうぞ!

https://siy2021spring.peatix.com/view

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