EI

Emotional Intelligence=感情的知性

心のスキルを磨く

EIは、VUCA時代を自分らしく賢く生きるための感情的知性です。EIは、自分自身や他者の心の動きに気づき、理解し、その情報を使って、好ましい行動へと自分自身をナビゲートしたり友好な人間関係を構築する心のスキルです。SIYでは、EI=心のスキルを鍛え磨き上げます。

EI(Emotional Intelligence)が求められる背景

変化が激しくグローバル化が進んだ現代において、個人の価値観やライフスタイルは多様化してきました。社会の仕組みや働き方も変化していく中で、一人一人が自らの力で生き方を創造していく時代を迎えております。溢れる情報に翻弄され、複雑な人間関係に頭を悩ませ、先行き不透明な将来に誰もが不安を抱えています。心の中には様々な感情が入り混じります。その感情を手なづけ、感情と理性を馴染ませ、自らの行動を選択することができるようにするのが、VUCA時代に求められる感情的知性=EI(Emotional Intelligence)です。

EIとは感情的知性である

EIは、VUCA時代を自分らしく賢く生きるための感情的知性です。EIは、自分自身や他者の心の動きに気づき、理解し、その情報を使って、好ましい行動へと自分自身をナビゲートしたり友好な人間関係を構築する心のスキルです。

EIの構成要素

EIは個人的スキルと社会的スキルの2つのカテゴリーに分けられ、5つのスキルから構成されます。個人的スキルには「自己認識」「自己管理」「モチベーション」のスキルがあり、自分の心の動きを認識し、行動や傾向をコントロールする能力です。一方、社会的スキルには「社会認識」と「人間関係管理」のスキルがあり、他者の気持ちや行動、動機を理解して、人間関係を構築したり改善したりする能力です。

個人的スキル = 自己認識、自己管理、モチベーション
自己認識は、EIの基盤であり、自分の内面の状態、好み、資質、直感を知ること

自分の一瞬一瞬の経験を洞察することだけにとどまらず、自分の長所や短所を理解したり、自分のうちにある知恵にアクセスできたりといった、「自己」の広い領域に及び、自己の心的状態(気分や思考)を現在進行形で認識する能力

自己管理は、自分の内面の状態、衝動、資源を管理し、衝動を選択に変えること

衝動的な刺激に対してうまく対応し、意識的に反応を選択することで、自分自身や相手を傷つけないように困難な状況を自ら賢く導いていく能力

モチベーションは、価値観に基づいた内発的動機づけであり、自らを元気づけること

自分の価値観や目標、本当に大切なことを明確にし、自分にとって望ましい未来を思い描き、自分の仕事や人生を意味づけし、障害や困難に直面しても内面の回復力を使い、自らを励まし、柔軟性を持って対応することで目標や理想の未来に近づいていく能力。

社会的スキル = 社会認識(共感)、人間関係管理(リーダーシップ)
社会認識(共感)は、相手を理解し、心の波長を合わせること

心理学的に分析したり、何でも同意してしまうことではなく、自分と他の人の気持ちや立場について、明確に区別をした上で、他の人の気持ちを経験したり、理解し、信頼関係を築く能力

人間関係管理(リーダーシップ)は、EIのスキルを総動員し、対人能力を発揮し豊かな人間関係を築くこと

思いやりを持って接し影響力を揮い、他人の感情に働きかけることで難しい状況や人間関係を巧みに処理し、重要なことを成し遂げながら幸せな友好関係を築く能力